

うつ病ガイドライン徹底解説の目次
このコーナーでは、うつ病学会が2016年に公開した診療ガイドラインである、「日本うつ病学会治療ガイドライン II.うつ病(DSM-5)/ 大うつ病性障害 2016」を徹底的に解説しています。以下、目次です。 第1章「うつ病治療計画の策定」の解説記事 1. 身体の病気...


うつ病ガイドライン徹底解説28(最終回) 睡眠薬
今回は睡眠薬の具体的な種類と効果、副作用などを説明していきます。 ベンゾジアゼピン系睡眠薬 脳の神経にあるGABA受容体という場所に作用する睡眠薬です。依存性が強く、また、耐性がつきやすく使っていると徐々に効果が弱まるという弱点があります。この依存性や耐性は、長く使っている...


うつ病ガイドライン徹底解説27 よく眠るために
眠れない、不眠という症状は、うつ病の方のほとんどに見られます。 また、うつ病の様々な症状の中でも、不眠はなかなか治りにくいものです。 また、まれに寝すぎてしまう過眠という症状が出る方もいます。 このようなことから、うつ病と睡眠は切っても切れない関係です。...


うつ病ガイドライン徹底解説26 子供のうつ病の治療
さて、前回は子供のうつ病の特徴を説明しましたが、今回は治療の話です。 子供のうつ病では、薬の効果が出にくいと言われています。 もしかすると、大人のうつ病と生物学的にメカニズムが違うのかもしれません。 子供のうつ病に対して、抗うつ薬を投与しても投与しなくても、治療成績に差がな...


うつ病ガイドライン徹底解説25 子供のうつ病の特徴
今回は児童思春期の方のうつ病、つまり、子供のうつ病の特徴について解説します。 子供のうつ病については、まだデータが足りず、はっきりしたことが言えない部分も多いです。 まずは、子供のうつ病の特徴について説明します。 基本的なうつ病の症状としては、気持ちが落ち込んだり、何も楽し...


うつ病ガイドライン徹底解説24 うつ病による緊張病
緊張病とは、目は開けていて意識はあるんですが、話しかけても反応がなく、体が固まってしまう状態です。 そんな状態でも、他人の行動を真似したり、急に興奮したりすることがあります。 こうした緊張病は、少し珍しい症状ですが、いろいろな病気が原因で起こります。...


うつ病ガイドライン徹底解説23 妄想や幻覚が出るうつ病
うつ病が重症化すると、現実的に物事を考えることができなくなります。 こうしたことから、妄想と呼ばれる症状が出ることがあります。 自分が何か悪いことをしてしまったと思い込んでしまう罪業妄想、自分が何かの病気(うつ病ではなく、癌などの体の病気)になっていると思い込む心気妄想、自...


うつ病ガイドライン徹底解説22 修正型電気けいれん療法
今回は、電気によるうつ病治療を説明します。 頭に電気を流すと精神症状が良くなるということは古くから知られ、精神科の治療として用いられてきました。 頭にある一定の量の電気を流すと、全身けいれんが起こり、うつ病や躁病などの精神症状が改善するのです。...


うつ病ガイドライン徹底解説21 最初の抗うつ薬が効かなかった時
今回は抗うつ薬を始めたけど、効果がなかったり、多少はあっても不十分だった場合について説明します。 まずは、この薬ではダメだと決めつけず、用量をしっかり上げて、効果を見ることが大事ですが、なかなか効果が見られない場合も多いです。...


うつ病ガイドライン徹底解説20 漢方薬、ベンゾジアゼピン系など
引き続き、うつ病の薬の話です。 漢方薬の中にも、うつ病を治療する効果があるものがあるので紹介します。 加味逍遥散という漢方薬は、月経困難や更年期障害などに使う漢方薬なのですが、実はうつ病にも効果があることが分かっています。 海外では、”Free and Easy...