アルコール依存症の心理療法
アルコール依存症の治療の主体は、心理療法、精神療法になります。 色々な方法がありますが、本人へのカウンセリングだけでは不十分なので、家族や周囲の人々を巻き込んで、みんなでお酒を減らすよう本人に働きかけるというやり方になります。 心理療法はいくつか種類があります。...
アルコール依存症の治療目標(断酒と節酒)
世界生物学的精神医学会のガイドラインに沿って、アルコール依存症の治療を解説しています。 今回は、アルコール依存症の治療目標について説明します。 アルコール依存症の方は、一口お酒を飲むと止められなくなり、たくさんお酒を飲んでしまうことが多いです。...
うつ病の再発をリチウムで防ぐ
うつ病は治療し治った後も、再発する可能性がある病気です。 一生のうちに何度も再発するような人もいます。 このように再発を繰り返す人は、どうやったら再発を防ぐかという課題を抱えています。 うつ病が良くなった後も抗うつ薬を飲み続けると、再発の可能性を減らすことができます。...
ウェルニッケ・コルサコフ症候群
アルコール依存症の治療ガイドラインの解説シリーズ。 引き続き、世界生物学的精神医学会のガイドラインに沿って解説を続けています。 アルコールを飲むとビタミンB1(チアミン)が消費されます。 ですから、大量にアルコールを飲むことが続くとビタミンB1欠乏症になることがあります。...
アルコール精神病
アルコール依存症の治療ガイドラインシリーズ。世界生物学的精神医学会のガイドラインに沿って解説を続けています。 今回はアルコール精神病について解説します。 アルコールの脳に対する影響はたくさんあることはすでにお伝えした通りですが、長い期間、大量のお酒を飲み続けると、稀にですが...
アルコール関連てんかん
今回は、アルコール関連てんかんについて解説します。 てんかんとは、脳の神経が急に興奮して、意識を失ったり、体が痙攣したりする病気です。 てんかん「発作」と言ったりもしますが、急に症状が出るのが特徴です。 アルコールを飲むと、てんかんが起きやすくなります。...